今回は私オリジナルの、3つの材料でできる「ぺぺたま」のレシピを紹介します!
ぺぺたまは、福岡県の「らるきい」というお店の名物パスタで、
ペペロンチーノに卵を絡めたものですが、お家でも簡単に作ることができます!
パスタを別で茹でずに、フライパン1つで作るので洗い物も少ないです。
あまりお店では売られておらず、レトルトのパスタソースなども見かけないので、
少し変わったパスタを食べたい方におすすめです!
失敗しやすい部分や、私が気をつけているポイント、豆知識なども併せて解説していきます!
今回使う3つの材料は?(1人前)
材料
パスタ | 100g |
ベーコン | お好みで |
卵 | 1個 |
ロングパスタには、太さが1mm以下のものから2mm以上のものまでいくつか種類があり、
ペペロンチーノなどのオイル系には細めのパスタが合う、クリーム系には太めのパスタが合う、など料理によって相性があります。
ぺぺたまの分類は難しいですが、今回私は、どんなソースでもなじみやすい1.6mmのパスタを使用しました。
ちなみに、パスタは普通のものでも大丈夫ですが、私は全粒粉の有機パスタを使っています。
全粒粉のパスタは食感や風味に少しクセがありますが、普通のパスタよりも栄養を摂ることができ、太りにくいのでおすすめです!
ベーコンは、薄切りのものでもいいですが、私は厚みがあって噛み応えがある方が好きなので、ブロックで買って切って使っています。
ベーコンは好きでなければ、入れなくても大丈夫です。
調味料
オリーブオイル | 大さじ2 |
にんにく | 2片 |
唐辛子 | お好みで |
水 | 300ml |
白だし | 大さじ1.5 |
バター | 5g |
水は、100gのパスタがちょうど吸い切るぐらいの量にしています。
入れるパスタの量や茹で時間、好みの固さなどによって水の量は調整してください。
このレシピでは白だしを使いますが、レシピによってはめんつゆ(+だしの素)などが使われることもあります。
ただ、めんつゆは少し甘く、パスタには白だしの方が合うと思うので、私は白だしの方がおすすめです!
無くてもとろとろにはなりますが、最後に粉チーズやミックスチーズを入れて和えると、よりとろみがつきます!
調理の手順とポイント!
にんにく、ベーコンを切る
にんにくをみじん切りにし、ベーコンはお好みのサイズに切ります。
包丁を使うのはこれだけなので、手抜きをしたい時は、
にんにくチューブを使い、ベーコンは入れず(または薄切りベーコンを切らずに入れて)洗い物を減らしています。
にんにく、ベーコン、唐辛子をオリーブオイルで炒める
フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れ、中火でにんにく、ベーコン、唐辛子を炒めます。
油断していると、にんにくが焦げて苦くなってしまうので、しっかり見ておいてください。
水、白だしを入れて、パスタを茹でる
にんにく、ベーコンに色が付いてきたら、水300ml、白だし大さじ1.5を入れて沸騰させ、パスタ100gを茹でます。
煮汁が少し残る状態まで茹でて火を止めます。
パスタが固すぎる場合や柔らかめが好きな方はもう少し水を足して茹でてください。
この後にも火は通っていくので、少し固めくらいなら大丈夫です。
火を止め、バターと卵を加えて混ぜる
火を止め、少しフライパンを冷ましてからバターと溶き卵を加えて混ぜます。
フライパンを少し冷ますのがポイントで、熱いまま卵を加えると火が通り過ぎてボソボソになってしまいます。
とろみがついてきたら、お皿に盛って完成です!
とろみがつかない場合は、絶えず混ぜながらとろ火で火を通してください。
ぺぺたまを食べた感想!
ペペロンチーノにとろとろ卵が絡みます!
にんにくやオリーブオイルが香るペペロンチーノに、とろとろの卵が絡み、濃厚でおいしいです!
ペペロンチーノとカルボナーラのいいとこ取りという感じです!
バターによってコクも感じられ、唐辛子も良いアクセントになっています。
ベーコンは無しでも大丈夫と書きましたが、やはりベーコンの旨みや食感も加わってよりおいしくなるので、入れる方がおすすめです!
パスタだけでもおいしいですが、他に何も具材が無いと少し寂しいですね。
卵を2個入れてもいいと思います!
今回は卵は1個で作りましたが、レシピによっては2個入れる場合もあります。
より卵のとろとろ感や濃厚さが欲しい方は2個入れても良いと思います!
卵を2個入れる場合はとろとろにするために、とろ火で絶えず混ぜる時間が少し長く必要になると思います。
味変も可能です!
味変として途中で入れてもいいですが、仕上げの段階で黒胡椒をかけると、ピリッとした辛みや香りが加わっておいしいです。
また、食べるラー油を乗せても、辛みとザクザクとした食感が加わり相性抜群です!
食べるラー油が無ければ、普通のラー油をかけてもおいしいです!
卵を加える段階で、粉チーズやミックスチーズも加えて混ぜるとよりとろとろになり、濃厚さも増すのでおすすめです!
味変として、途中で粉チーズをかけるのでもいいですね!
自分で作るパスタ料理で一番好きです!
ペペロンチーノやカルボナーラ、明太クリームパスタなども自分で作りますが、
自分で作るパスタ料理の中でこのぺぺたまが一番好きで、何度も作っています。
おいしいことももちろんですが、作り方が簡単で、家にある材料でサッと作れるのもおすすめポイントです!
ぺぺたまの私のこだわりポイント!
卵を入れる時はフライパンを少し冷ます
前述のように、卵を入れる時はフライパンを少し冷ますのがコツです。
カルボナーラを作る時と同様で、フライパンが熱い状態のまま卵を入れてしまうと火が通り過ぎて卵が固まり、ぼそぼそになってしまいます。
そして手早く混ぜていきますが、とろみがつかなければ、とろ火で絶えず混ぜながら少しずつ火を通していきます。
失敗したくない場合は、後からでもとろみをつけることはできるので、しっかりとフライパンを冷ましてから卵を入れるのがおすすめです!
私もぺぺたまやカルボナーラを作る際に、弱火のまま卵を入れたり、火を止めてすぐに入れたりして何度かぼそぼそにしてしまいました。
全粒粉パスタを使用する
私はパスタ料理を作る時は全粒粉パスタを使っています。
全粒粉パスタは小麦の胚芽や表皮、胚乳を丸ごと製粉しており、普通のパスタと比べると、
- 食物繊維
- ビタミンB1
- 鉄
- ポリフェノール
などの栄養が多く含まれていて健康的です。
また、カロリー、糖質も普通のパスタよりも低く、GI値(血糖値の上昇値)も低いので、太りにくいです。
食感や風味に少しクセがありますが、全粒粉ならではの香ばしさがあり、噛んでいると旨みが感じられます。
健康や美容に気を遣っている方には、全粒粉パスタはおすすめです!
ぺぺたまのおすすめポイント!
お店やレトルトではなかなか食べられない
ぺぺたまは、福岡県の「らるきい」以外のお店ではなかなか取り扱っておらず、レトルトのパスタソースも福岡県以外では売られていないようです(ネット通販では買えます)。
なので、福岡県の方以外は、自分で作らないとなかなか食べることができないので、
一味違ったパスタを食べたい方にはこのぺぺたまはおすすめです!
フライパン一つで簡単に作ることができる
今回のレシピでは、パスタを別で茹でる必要が無いので、フライパン一つで作ることができます。
また、極限まで手抜きをしようと思えば包丁も使わずに済み、卵を混ぜる時さえ気を付ければ特に難しい工程は無いので、失敗することもありません。
手軽に食べ応えのあるパスタを作りたい方にも、このぺぺたまはおすすめです!
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